The Invisible Man / 透明人間
画像出典:Universal Pictures
あらすじ
富豪で天才科学者エイドリアンの束縛された関係から逃げることの出来ないセシリアは、ある真夜中、計画的に彼の豪邸から脱出を図る。失意のエイドリアンは手首を切って自殺をし、莫大な財産の一部を彼女に残した。セシリアは彼の死を疑っていた。偶然とは思えない不可解な出来事が重なり、それはやがて、彼女の命の危険を伴う脅威となって迫る。セシリアは「見えない何か」に襲われていること証明しようとするが、徐々に正気を失っていく。
トレーラー映像
見どころ
この映画の監督・脚本は『ソウ』シリーズで知られている リー・ワネル です。ホラーで有名な監督だけあり、得体の知れない何かが迫って来る恐怖や、あえての裏切り的な演出はさすがと感じました。ラストも興味深かったです。
"The Handmade's Tale"(邦題:侍女の物語)で話題となった エリザベス・モス が主演の映画で、孤立しながらも「透明人間」の恐怖に立ち向かう姿を見事に演じています。過去の描写は主人公の語りや家のセットなどのみで、回想シーンはありません。語りの内容が濃く、それだけで物語に十分な奥行きを持たせているため、余計な回想シーンを入れる必要がないと判断したからでしょうか?
病院や家で「透明人間」と戦うシーンは、作中で一番面白いと感じたシーンです。やっと周囲の人間に「透明人間」を認識させることができたものの、姿が見えないというアドバンテージは大きく、武装した病院の職員達もあえなく殺されていきます。戦いの最中の主人公の機転にも注目して見るとより面白いです。
見る際には、「透明人間」の正体は誰なのか推理しながら見てみましょう。
評価
- 個人的な評価
4.0 / 5
- RottenTomatoes の評価
- Filmarksの評価
リンクなど
- 映画『透明人間』公式サイト
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